ositina’s blog

海外での不妊、妊娠、育児などディープなハナシ

【体験記】会陰切開されました

タイトルにもあるように、会陰切開されてしまった、おっしーです。

 

全ての妊婦さん、お産の時に下の穴がどうなっちゃうのか、すごく気になりますよね。謎ですよね。

 

赤ちゃんの頭、10cmが下の穴を通過するなんて信じられないですよね。


世のお母さん方は、出産は鼻から大根とか、お腹をブルドーザーが通ったみたいとか、切られたけど陣痛のほうが痛くて感じないとか、アバウトで抽象的な話しかしません。未経験者を怖がらせないためなのか、一番知りたい細部は語られないし、「あそこの穴ってどうなっちゃうんですか?」なんてちょっと聞けないですよね。

誰でも一度は考えるはずなのに、謎が多すぎる会陰の行方。赤ちゃんが出てくる時に穴が破けるとか、ハサミでチョキンとか、、、

拷問としか思えない!

考えただけでも出産したくない!


大丈夫、不安が自信となります。↓

 

期間は出産の2ヶ月前から始めれば十二分ですが、もう出産予定日まであと数日の方も、するに越したことはありません。


ここからは経験談です


会陰マッサージは出産の1ヶ月半前から始め、結果

 

少しだけチョキンされました。


その理由は、、

分娩台にて先生がアレを覗くなり、看護婦さんとささやき話。なんだろう、わたしの穴見ながら噂話かい?聞いたことのない単語が出てきますが、わたしも暇じゃないんで。後で夫とその話になった時、多分どうやらわたしの器官の構造で筋肉?か何かが邪魔して、狭くなってるらしかったのです。

その直後「赤ちゃん出やすいようにほんの少しだけ切るよー」って言われて、覚悟してたのにいつ切られたのか分からず、、、無痛分娩だからか、切った痛みも縫う痛みも、全く感じませんでした。


無痛分娩についてはこちらを

 

 

会陰マッサージやってなかったら、もっとザックリやられてました。危ない危ない。


よく、ゆっくり赤ちゃんを出せば絶対切れないとか言うけど、無理ですから!(それにこの国では早く出せって怒られます)。赤ちゃん出すのって、そんなに自由自在にできる!?多くのママはとにかく必死で、出すことしか考えられない。ただでさえお産で時間がかかっていたら余計に、です。


先生に何度もダメだしをされ、力みが足りない!もっともっと!って、どんだけ頑張っても褒められない。日本の病院のように、優しい掛け声欲しかったです。


産後、会陰の傷が腫れてずっと痛かったけど、1ヵ月で良くなりました。

日本の病院では、もしかしたら手厚い処方や、優しいアドバイスをもらえるかもしれませんが、こちらでは完全放置。三日間の入院で一日一回、医者が下の状態を見に来て、上から液(消毒?)を流し、炎症や痛みを抑えるイブプロフェンを朝晩処方されるだけです。無料なので文句言えないけど、お産は流れ作業で、往診は機械的なんです。


退院後、家でどうしたらいいのかもわからず、とても痛いので毎晩のシャワーが怖くて、触ることすらできませんでしたが、それがいけなかったようです。会陰の傷がどんどん炎症していき、ドーナツクッションに座ることすら辛くて(でもこれが普通?)。


その後、会陰の定期検診で、「小や大をしたらその都合石鹸で洗え」と言われ、聞いてないよっ!と思いながらその通りにしたら、あっという間に炎症が引きました。尿は患部がヒリヒリするので、洗った方がいいのだそう。早く言ってよっ!


そして、検診の度に糸を取ってもらい、普通に座れるように。糸を少しでも取ってもらうと、だいぶ楽になります。

炎症を防ぐためにも、産後からすぐに洗浄し、その後は、きれいなタオルでポンポンと拭いて、少し乾かすようにしましょう。怖いですけど、、。


会陰切開は妊娠中にひどく心配してたけど、たいした事なかった、というのが感想です。それより、切開後が辛かった!

赤ちゃん出たら、感無量でそれどころじゃないので全然大丈夫。