ositina’s blog

海外での不妊、妊娠、育児などディープなハナシ

【完母】知っておくべき母乳事情【混合】

実はとても奥が深い母乳

これだけで分厚い本が一冊書けるくらいです。母乳で泣くか、母乳で笑うか(何を!?)それはあなた次第。完母希望のママは、特に産後一ヶ月半、肉体的にも精神的にも母乳は生活の85%を占めます(自己経験)。

まずトップレスのおっぱいマシンか!って思うくらい、授乳→ゲップが終わったと思ったらまた授乳です。授乳で一日が始まり、授乳で一日が終わります。本当に大変です。なぜ誰も教えてくれなかった?って思いました。

 

母乳は『産んだら出る→あげておしまい』という単純なものではないです。痛さも母乳量も赤ちゃんやママそれぞれ違うけど、一人目と二人目では全然違うのがこの“母乳”でした。他の必要なもの(服とかベビー用品とか)なんかは二の次、三の次です。

なので産前からの準備、心得はとても重要になってきます。

 

完母の道は甘くなかったけど、次産まれたら余裕が持てるくらいにはなりました。過去のわたしに伝えたいことを、ここで共有します。

 

1、産前の乳頭(乳首)の準備

母乳育児をしたいママさん、妊娠中からおっぱいの準備をしましょう。

生まれたての赤ちゃんは、おっぱいを吸う吸引力が信じられないくらい強くて、乳首がちぎれそうになります(マジです)。

特に生まれたての赤ちゃんは、1日に何回も授乳をしなければいけないので、仮に乳頭が傷ついてしまったら、それを直す時間はありません。乳頭が負傷したまま授乳するのは、切れ痔とわかっていながら大をしなければいけない時より覚悟がいて、その後、死海を再現した温泉に入るより痛いです。(いや、切れ痔で死海温泉は入ったことないけど、それ以上に激痛なのは確か!)


しかし、マッサージをすることで乳頭の負傷率を下げることができます。自分はこれをもっと真剣にしておけばよかったと後悔したので、共有したいと思います。


乳頭マッサージはこちらを参考にしてください。

 

 

2、乳頭トラブルの種類と解決策

先ほど言っていた乳頭の負傷は、“引く”くらい沢山あって、一つでも経験しない人はいない、といっても過言ではないです。

白斑、亀裂、水泡、血豆、切傷等、私はすべて経験しました。どの症状も激痛で、母乳育児をやめようと何度思ったことか。

海外での対処法と体験記をシェアします。


3、乳腺炎を防いで、かかったら早めに治す

乳頭トラブルの他に乳腺が炎症する乳腺炎があります。私は乳腺炎になりかけましたが、一本手前で抑えることができました。


乳頭トラブルは確かに激痛ですが、粉ミルクに切り替えて乳首を休ませれば、あまりにも重症でない限り治るものが大半です。それと比べて乳腺炎は、ほうっておいて治るものではなく、悪化するとかなり危険な状態になるので、注意が必要。

乳腺炎になってから知る人もいると思うので、あらかじめ少しでも知っておきましょう。


4、授乳の方法と姿勢

色んな看護婦さんに教わっても、YouTubeを参考にしても、。わたしが全くできなかったのが授乳の方法、姿勢です。夫からもダメ出しされ、こんなに自分を鈍臭く感じたのは初めてです。頭でわかっていても、実践は本当に難しかった。しかも、看護婦さん一人一人のやり方や助言が違うし、かなり混乱。

 

そして何より、乳頭トラブルを防ぐために正しい授乳方法は知っておいた方が良いです。

自分なりに情報収集と実践をして、できるだけ簡単にお伝えできるようにしてみました。こちらも参考にしてください。


5、母乳のための食事

母乳に必要な食事や食材は、どのサイトでもすでに、同じようなことが言われています(特に大手サイト)。

なのでここでは海外事情をシェアします。


6、母乳が出ない場合

私は産後直後は母乳が全く出ませんでした。それは結構普通の事みたいですが、最初から母乳を出したいママは、ここを参考にしてください。母乳が出ないと、赤ちゃんも吸ってくれない→吸われないので余計出ない、の悪循環にならないように。


そして、赤ちゃんが成長するにつれ、飲む量が増えた時期にまた母乳が足りなくなりました。

この時色々な食事を試しましたが、これといって効果はイマイチ、、。

わたしはこの方法で、母乳が画期的に増大しました。

 

7、母乳が出すぎる場合

対処法は搾乳することです。

わたしの場合、手では出すことができなかったので、自動搾乳機を使用。

それでも産後二ヶ月くらいはまだ乳腺が貫通しきっていないので、搾乳しても30mlが限界。だんだん乳腺が通って、やっと最大60ml搾乳できるように。そのうちに母乳量が落ち着いてきて、搾乳機は使わなくなりました。

なので、実体験というより海外での情報をシェアします。