ositina’s blog

海外での不妊、妊娠、育児などディープなハナシ

【産前準備】誰も教えてくれない体作り

色々なサイトで、出産前にやっておくべき事柄が紹介されていますが、いざ出産してみたら知らなかったことだらけ、カルチャーショックの連続でした。


あんなに情報収集をしたのにも関わらず、知っていれば良かった、重要だったと感じたことが多々あります。

その中でも最上級に知りたかったことを4つ共有します。

 


[その1]乳頭マッサージ 

産後で一番フォーカスされているのが、出産の傷、マタニティーブルーズ、会陰切開、自由時間がなくなる、夜泣き、、でも乳頭トラブルってあまり聞かないですよね。

 

お産が一番辛いと思いがちですが、わたしはこれで散々泣きました。(産後一番辛かったかも)お産は一瞬ですが、乳頭の負傷は一ヶ月以上続いたりします。授乳が恐怖でしかなかったです。


なので、妊娠中からできる、乳頭マッサージは絶対したほうがいいです。実際、マッサージを始めた時の乳頭の繊細さにはびっくりしました。摘んだだけで痛いのに、これを赤ちゃんに勢いよく吸われたら、たまったもんじゃないです。

 


[その2] 母乳を出す準備

これは、知り合いの看護師さんがしていた方法です。個人的には早く聞いていれば良かった、と思ったけど、医療関係者にあまり推奨される方法ではないかもしれません。


初産のママは、産後すぐに母乳が出ない可能性があります。わたしも4日間は母乳が出なくて、その後も少しだけだったので、一ヶ月間は母乳と混合でミルクにお世話になりました。

最初から完璧に完母!と考えているママには必見です。

 

 
[その3]会陰マッサージ

すべての妊婦さんがするべき、会陰マッサージ。(計画帝王切開は別ですが)

 

マッサージをするしないでは雲泥の差です。お産で痛いのは一瞬ですが、それよりも、産後は最低一ヶ月間は会陰が何しても痛いので、精神的にもキツイです。会陰が裂けなかった(切らなかった)人は速攻で回復し、すぐに座れるらしいのでマッサージ頑張りましょう!


わたしの場合、会陰マッサージは朝晩しましたが、とある理由で少しだけ切開されてしまいました。それでも、いろいろな場面でこの会陰マッサージは活躍してくれたので、大満足しています。

 

 

 
[その4]エピノ(EPI-NO) (膣エクササイズ)

会陰マッサージは外側、これは膣の中のエクササイズです。

 

エピノとは、長丸い風船みたいなものがついた、空気を入れるポンプがついた機械です。膣の中に入れて膨らましていくもの。病院のバルーンと似たようなものかな?と思っていますが、形は風船と同じオヴァール形の丸です。それを膣に入れどんどん膨らませていきます。

 


ここまで、妊婦さん全員がするべき準備を紹介しました。


日本では1と3、欧州では3(と4)が比較的行われているかなと感じました。

妊婦さんたちの負担を軽くするために、もっと一般的に広まってほしいものです。


次回から一つづつ、詳しく解説します。