【産前準備3】会陰マッサージ
出産時に絶対に不安になること、それは会陰。
切るとかありえないですよね。。。
でも、もう怖がらなくて良いです!
恐怖を感じないようにする方法は、しっかり準備して自信をつけること。
『会陰マッサージを全力でする』です。この“全力”こそが要です。
まず全力でマッサージすると、、痛いです。
でもそれも最初のうちだけで、会陰マッサージはすぐ結果が出るため、毎日していくとその度に頑張ったという充実感が得られ、更に痛く無くなってくると恐怖が薄れてきます。
手順は次の通り
1、お尻の穴に近いほうの会陰の穴を、植物性オイルをたっぷりつけて、清潔な指で行います。
隠部はあらかじめ洗っておいて下さい。
2、初めは少しだけ指を入れ、お尻の方向に引っ張って10秒。
痛すぎたらダメです。引っ張られて突っ張る感覚と、熱い感覚、があれば良いです。
3、次は、左右、斜め左右も同じように穴の中心から外側に、穴を開くように押します。慣れてきたらもっと力を入れるようにしましょう。
4、会陰の穴を指でU字になぞります。最初は穴が小さくてうまくできないし、なぞるのは激痛かと思われます。
マッサージし始めの時は痛いので、指で触れて慣れるようにしていき、無理に中に入れなくて良いです。慣れてきたら少しずつ入れてください。そのうちフワフワになり痛みが軽くなります。(わたしの場合、多少の痛みが消えることはなかったです)
ラテックスの手袋をつけると、爪の部分が当たらなくてオススメです。
自分ですると、手加減してしまったり手が届かなかったりするので、夫にやってもらえる人はしてもらいましょう。
最初は自分でしていて、指を突っ込んだり引っ張ることが怖くてできなくて、ついに恥を忍んで夫に頼みました。そしたら、ほとんど何も触れてないのに激痛。もっと軽くして欲しいと頼むと、全然何もしてないと言われるばかりで、ひたすら耐えることに。
数日後には指を入れることができるようになり、日に日に伸びて柔らかくなっていくのが、夫にも分かったそうで、できれば他力で頑張りましょう。
オイルが垂れるので、お尻の下にタオル等を敷いてやってもらいましょう。
毎日二回、5分間すると効果的ですが、夫に二回してもらうのは、時間的に結構キツかったです。出産まで日数が少ない方は、一日の回数を増やしてください。
繰り返しになりますが、無理やり引っ張って激痛なのはダメです。感覚的には、熱くて引っ張られる感じです。最初は多少痛くても我慢。そのうちだいぶ耐えられるようになり、かなり自信がつきます。
結果
会陰マッサージやるのとやらないのでは、雲泥の差でした。
それを最初に実感できたのが触手検査。産気がつくと無数の触手検査をし、人によっては悪名高い『グリグリ』を経験しますが、タンポンも怖いわたしが、マッサージしてからエコーはすんなり入るし、触手検査もグリグリも(気持ち悪かったけど)全く痛くなかったです。
他のメリットとしては、出産に向けて覚悟を決めて自信が持てたこと。分娩の日(赤ちゃんに会える日)が楽しみになりました。
あと、切開されたとしても、傷口の治りが早いです。切開後のお母さんの状態はあまり知られてませんが、地味な激痛が1ヶ月間くらいだと覚えてください。時間的に長いので、精神的にも肉体的にもダメージがあります。治りが早いに越したことはありませんよね。
会陰切開の体験談です。こちらもどうぞ↓
経験から言うと、わたしが最初にしていた、オイルで『コットンオイルパック』は効果が無いです。オイルをつけて軽くなぞるのもダメ。これは2週間実行してたけど、その後夫に代わってもらったマッサージは、触れられただけで激痛でした。(オイルパックは、乾燥させない目的だったら良いかも)
メリットしか無いから、会陰マッサージは全ての妊婦さんがするべきです。痛いし怖いけど、最初だけなので頑張りましょう。
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